2009年11月24日

「アフォーダンス」と「かまってくれること」

「アフォーダンス」というのは最近(たぶん)流行りのことばで、「環境によって行動に影響を与えるということ。

 wikipediaの解説に好例が出ているが、たとえば、ドアにノブではなく金属のプレートがついていたら、自然に人はそのドアを押すし、たんすのように引っ張る取っ手がついていたら、自然と引っ張りたくなる。つまり、「説明書」も「根性」もいらずに、自然とそうしたくなるようになる仕掛けのことだ。

 i-phone を買って初めてitunes からストアを見学したわけだが、この「自然としたくなる」仕掛けが満載であることに気がついた。

 昔から、ラジオ英会話を毎日聞くと続くけど、録音されたCD(テープの時代も!)を使って学習しようとすると、全然面白く感じないことに気づいていた。まず、「毎日とれたて」というフレッシュさが失われること。それを毎日聞く、というワクワク感が失われる。CDにされた教材は、ちょっとした雑談などがカットされて、優等生な教科書的な感じが強くなり、聞いていて「のり」というものがなくなってしまう。実は、学習を進めるのはこの「のり」ではないかと思うのだが。

 ラジオ放送は録音されているけどまさに「ライブ」な感じで、CDは缶詰食べてるみたい。

 CDの教材はついついやらなくてたまっていくけど、ポッドキャストの英語教材は、「わー、また新しいのがきた!」みたいな感じでどんどん聞いてしまう。こんなの無料で聞けていいの? というのがわんさか。

 語学学習でもっとも効率がいいのは「独学」だと思うけど、それがアフォーダンスにならないのは、「かまってもらってる」という感覚が重要だからでは? それがほしいので、あまり効率いいとはいえない学校に行くのだと思うのだけど、i-pod, iTUnes の流れは、たとえ先生がいなくても、「かまってくれる」感が満載なんだね。




posted by 石とも at 23:36| 意見・考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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